福富太郎
昭和6年、東京の大井町に生まれる。
中学2年で敗戦を迎え、16歳で銀座の喫茶店、中華料理店に勤める。
銀座のダンスホールのバーテン、占領軍のPX関係のヤミ商売を経て昭和24年、キャバレーのボーイとなる。
その後、五反田、渋谷、品川などのキャバレー支配人を経験して昭和32年、26歳で独立し、矢継早に「ハリウッド」チェーンを展開する。
とくにオリンピックの年に銀座八丁目に開店した1000坪、ホステス800人の大型店は話題を呼び〈キャバレー太郎〉の異名をとる。
「健全娯楽としてのキャバレー」が信条。
テレビ、ラジオ、講演などでも活躍中で浮世絵を中心とした絵画にも造詣が深い。
また、数々の出版物を世に送り出し、キャバレーの全てを知りえた福富太郎ならではの「昭和キャバレー秘史」を河出書房新社より刊行、
2002年にアートキャバレー蒐集奇談「描かれた女の謎」新潮社刊、
2004年3月に新たに書き加えた「昭和キャバレー秘史」の文庫本新刊を文藝春秋より刊行、好評につき増刷、10万部を突破する。
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